南国の花の一夜の露台哉
「哉」なんて気取ってる場合じゃない。
ベランダ、バルコニーなんて日の上がらない早朝くらいしか立てないくらいの地獄だ。
今日で真夏日10日連続だという。
窓を開けようものなら、地面から、ベランダから熱風が飛び込んでくる。
ベランダで育てている月下美人も青息吐息のようで、今年は咲かせないかもしれない。
歳時記にいう「露台」とは涼みに出るものだとされるが、今年に関してはそれこそ南国のリゾートくらいしか当てはまらないだろう。
週末は高気圧が一時的に去るそうだが、その隙に南から湿った空気が吹き込んでくる予想だという。
ここんところ70%台で推移しているが、これが10%くらい上がるとしたら、大変なことになりそうだ。
朝夕の水やりだけで汗みどろになるので、外出はとてもじゃないが避けざるを得ない。
「新涼」を感じられるのはいったいいつになることやら。
美人さんもこの暑さには勝てないようですね。
美人薄命とは言いますがせめて一夜でもぱっと咲いてほしいですね。
露台とか縁台、ぬれ縁など死語に近いこの頃の気温です。
昔は路地の縁台でうちわを手に涼を取ったものですが。
昼下がりの街は死んだように物音ひとつしません、その街に今日は午後からでかける。
ビルの中の冷房は効きすぎるぐらいだから羽織るものを一枚用意して熱中症にも十分注意しなくちゃね・・・
この暑さは災害クラスだと気象庁。
とくに午後の外出はお気をつけください。