命がけ

バケツ一杯盗みし水の重さかな

毎週水曜、日曜は潅漑の水が側溝に流れる。

それを各自の田に引くわけだが、シェア畑ではそのおこぼれを頂戴しても構わぬことになっている。
バケツあるいは如雨露を側溝にさし込んで水を満たしては畑へ運ぶ。
それこそ天気が続いたら何度も何度も運び、余力あれば大きなペールボックスに溜め込むのである。
結構な重労働である。
涼しいうちに済ませないとそれこそ熱中症で倒れかねない。
家庭菜園も命がけである。

“命がけ” への4件の返信

  1. 水番、水争い、水盗人という季語も過去のものとなりました。溜池、潅漑設備が整備され、みなさんルールに従っているようです。
    菜園の泣き所は水。自宅からポリタンクで運んだり梅雨明けが大変です。今がそんな感じです。

  2. バケツ一杯盗みし水の重さかな

    “現代風一茶”の詠みのよう、好い句ですねぇ。
    水遣りの光景以上の事を想像します。

    1. 文字通り解釈すればバケツ一杯分とはいえ農家の水を失礼した罪は大きい。と言うことですが、だからこそ重いとしたわけですが。

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