白蓮のつぼみはつかに掠めらる
雨上がりの池。
雨滴がぽたぽたと落ちるなか、蓮のつぼみが水面からなかば首を出し始めていた。その半分水面下にある蕾が一瞬揺れた。魚か、蛙か、それと確かめることもできないまま、水面はまた何事もなかったように静けさを取り戻す。
新緑の公園内を散歩しようと丘陵公園に出かけたが、もう夕立と言ってよいのだろうか、にわか雨、そして遠雷もきてしばらく車の中で待機するしかない。やがて雨がやむと、こんどはこの雨に洗われた新緑が息を吹き返したように生き生きとしはじめ、それを背景にして「ヤマボウシ」の白い花が鮮やかに浮かび上がってくる。よく見るとヤマボウシは林のあちこちに点在していて、花の時期以外は気がつくことがなかったが今まさにヤマボウシの時期なんだと知る。
ヤマボウシ、我家にもあります。地味な花ですね。木の生長がすごく毎年切ってもらってます。
今雑木林は一体に何やら白い花の真っ盛りですね。団栗や椎類はすごい匂ですし。
日々植物の生命力を実感してます。
成長力がそんなに強い木なんですね。同様に、以前に樫の木で往生してたことを思い出します。
この時期、椎の仲間は遠くからでも山の色が変わるほどすぐに分かりますね。生き物たちには大切な食料なんでしょう。
雨上がりの新緑はムンムンするような息吹がありますね。
ヤマボウシも太陽に反射して白い花がキラキラしています。
もの皆、輝くばかりの美しさです。
ヤマボウシの花がこんなに真っ白だというのを改めて知りました。どんな木でもそうですが、花が終わってしまうと全然見分けることができないのが情けないくらい。木や花に詳しい人がうらやましいです。