氷室神社献氷祭

献氷の細工透かして若葉陰
献氷の細工を染める若葉かな
かき氷日がなふるまひ献氷祭

今日5月1日は奈良市氷室神社の献氷祭。
氷室神社献氷の龍

奈良時代に春日野に氷室を設け、それを祀ったのが起源という神社らしい。
この日は全国から製氷冷凍業界の人たちが集い、この年の天候が業績に幸いするように神前に氷柱や、なかには写真のように龍の氷細工が献じられていた。
溶け始めた氷から点々としずくが滴って、今日は気温も25度近くにのぼったらしい。境内では無料のかき氷に列ができるほどで、外国人観光客たちも珍しそうにして食べていた。

神事もいろいろあって、夜には氷の献灯もあるほど一日中続くお祭りだが、万葉植物園の藤棚ももう一つのお目当てなので長い時間はかけられなかったのが心残りといえば心残り。

きぃーんとくる

小豆粒ぬめりを帯びてかき氷

猫の砂を買いにでた帰り、かき氷半額というキャッチにつられてレストランに入った。

ふんわりとした氷には、濃いめの抹茶シロップがたっぷりかけてあって、さらにまたそのうえには粒あんがふんわりのっている。いわゆる「宇治金時」だ。
まだ頭痛が続いているので、逆療法として冷たいものを食べたらどうなるかと思っていたら、食べてるときはうまい具合に頭痛は忘れることができた。ただ、食べ終わるとやがてもとのように頭が重くなってしまった。