弱り目

つちふるやもつて生まれし蒙古斑

外出にマスクを使った。

花粉症、そして黄砂に備えるためだが、今日よりは明日の方がよく飛ぶという。
今年はまだいくらかましな花粉症だが、PM2.5混じりの黄砂はまさに弱り目に祟り目のようなものだ。
明日はできるだけ家の中で過ごした方がよさそうだ。

進化

つちふるやシルクロードの最終端

外へ出るとあたりがもやっとしている。

このもやもや感はあきらかに霞のものではない。
家人に聞くと、やはりバルコニーのものなどには黄色いものがかすかに積もっているという。
ニュースでは言わないが、黄砂ではないだろうか。
ただでさえ花粉アレルギーで腫れぼったい瞼をしているのに、細い目がますます細くなってしまうような気がしてならない。
モンゴル系極東人には一重まぶたが多く、顔もひらべったくできているが、これは太古はるばるアフリカからたどり着いた先祖が氷河期に進化して結果だとチコちゃんに教わった。そのでんでいけば、黄砂にも耐えていける顔立ちともいえる。
なにしろ、平べったくて表面積が少ないのだから、砂が溜まる部分も少ないのである。
氷河期に進化して、いまは黄砂にも耐えられるように進化した極東モンゴル系人種なのであることを誇りに思おうではないか。