ねこじゃらしかつては華のニュータウン

団塊の世代あるいはそれより以前の世代が住みついた新興住宅地。

都心まで一時間半ないし二時間もかかる広大なエリアがいまは見る影もなくさびれている。
近所にも高度成長期に造成された大きな住宅団地がいくつもあり代替わりしたところも少なくないが、櫛の歯がぬけたように更地になったり放置された住宅が目立つ。
条例では年に最低二回は草刈が義務づけされているが、それとても十分でなく荒れ放題の区画も目立つ。
ねこじゃらしの実も熟してきて、来年の種が風に揺れている。