素晴らしい楽曲家

珍客の電柱来鳴きバードデー

今年の愛鳥週間は終わった。

愛鳥週間はこの時期だけで秋にはないので季語として用例も見られるようである。
探鳥するには木々が枯れて葉を落とす冬がいいのだが、春から夏にかけては鳥たちの恋愛、子育もあり様々な動態が見られることもあってこの時期になったのだろうか。
元は、アメリカで4月5日を「バードデー」として鳥を守ろうとして考えられた活動だそうである。それが、日本にも導入された訳であるが、北の国ではまだ積雪があるということで昭和25年に5月10日から16日のバードウィークに改めれたとか。

ここんところ、前の道路を挟んでせまい区域を、朝から夕までイソヒヨドリがあのオーバーとも言える素晴らしい楽曲を聞かせてくれている。こんな町の中で鳴いたとて雌がくるとは思えないのだが。いったい何のために一日中さえずっているのだろうか。