ブルーベリー咲くをひよどりこぼしけり
すぐ下にみぃーちゃんハウスがあるのだが。
ブルーベリーの鉢がいっせいに花期を迎えていて、それを啄みにひよどりファミリーがやってきた。
さっきから見ているのだが、かれこれ三分は去ろうとしない。じつに剛胆である。
これだけ食われたらもう実は期待できないと思われるかもしれないが、ブルーベリーはひとつの花房から10個ほど実をつけるので、生りすぎると木がもたなくなるため冬の間にあるていど花芽を摘んでおくことをする。
今年はそれを怠っているので、少々つつかれたところで問題ないというか、むしろ好都合なのである。
それに、どうせ実がなる頃には巧妙に食べ頃の実ばかり狙って知らない間にもっていかれるので、目くじらたてることもあるまいと腹をくくっているところである。
それよりも、花や実を夢中でむさぼっていてみぃーちゃんに襲われやしまいか。そちらのほうが気がかりである。