七十二てふ刻の苛む五日かな
72時間が過ぎたのは昨日。
その昨日厳しい寒さのなか高齢の女性が瓦礫から救い出されたのは奇跡に近いと言える。
ただ、水も食料もない被災者、いまなお安否さえ不明の多くの人、災害現場で日夜奮闘している人たちを尻目に、初動体制が出遅れただけでなく、新年賀詞交をはしごしたり、テレビでふんぞり返って憲法改正などをぺらぺらしゃべる国のリーダーには呆れるを通り越して憤りさえ感じる。
被災地にたいして思いをいたさない体質は西日本豪雨のときの赤坂自民亭のそれに重なる。
必ず起きると言われている東南海地震だが、この自公政権に危機管理を期待することは無理のようである。
やはり、「自助」「共助」「公助」を優先順位においている政権だけのことはある。