観察

これやこの出穂いでほの道の香をすうて

ようやく穂が出てきた。

気づけばただよう空気にもどこかいつもと違うものを感じる。
夕方ともなるとおそい盆地の細田にも夏とは異なる風が流れる。
これより一月半すれば稔りの秋。
日々新しい景色が展開すると思えば、おおいに外に目を向け観察したいものである。