だんだんよくなる

初鳴きは二の句継げずに仕舞ひけり

線香をかざす手止まる初鳴きかな

初七日の供養後、敷地に隣り合った谷のほうから調子覚束ない鶯の声がする。

さあ、もう一回と耳を澄ませて待ったがもう聞こえてこない。
あれは彼にとっても今日のが初鳴きに違いない。
プロ野球だってキャンプがあり、オープン戦があるんだし、春本番に向けて毎日少しずつ上達していけばいいよ。