雨だれに勿忘草のお辞儀かな
軒下に植えてある忘れな草を雨だれが打つ。
泥はねの跡がかわいそうだからと周りにもみ殻を敷いてやったら、もう泥はねはかからなくなって薄汚れた白い花もきれいになったのだが、ときおり落ちてくる雨だれに花柄がぴょこんとお辞儀してはまたもとに戻るのを繰り返していた。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
雨だれに勿忘草のお辞儀かな
軒下に植えてある忘れな草を雨だれが打つ。
泥はねの跡がかわいそうだからと周りにもみ殻を敷いてやったら、もう泥はねはかからなくなって薄汚れた白い花もきれいになったのだが、ときおり落ちてくる雨だれに花柄がぴょこんとお辞儀してはまたもとに戻るのを繰り返していた。
今年また根づかぬと知り勿忘草
この時期ホームセンターの園芸コーナーが活気づいている。
手に手に野菜や花のポット苗を手にしたり、プランターや肥料などをバスケットに入れてレジに並ぶ人の列。
例年勿忘草の鉢を買っては庭におろすのであるが、多年生なのに暑さに弱いせいか年を越すことができないでいる。
今年もまたホームセンターであの楚々とした花を見ると一鉢と買ってしまいそうだ。
追)今日から表紙絵を伝飛鳥板葺宮跡からみた甘樫の丘のものに変えました。右手頂上の樹木が途切れている部分が展望台です。360度のパノラマが素晴らしい。