墓参りすませ気持ちの一区切り
墓参りする前とすませた後の気持ちのあり方というのは明らかに違うと思う。
墓前に向かうまでは神妙で言葉も少ないが、手を合わせたあとは急に気が楽になったような不思議な達成感みたいなものがあって、一同がとたんに饒舌になり開放感に満たされるような。
今日の高速道は故郷で墓参りをすませた人たちを大勢乗せたUターンラッシュ。
所用のためこともあろうにこんな日に上り線を走ってきたのだが、かつて自宅へ「帰る」道であった上り線が今日は「往き」という、前後左右とも関東ナンバーばかりの中に混じって、なんとも不思議な感覚に襲われたのだった。