自己責任、自助

日米欧揃ひ踏みなる夜業かな

夜業、言葉としてはもう死んでるかもしれないが、実態は依然として遺っている。

働き方改革とか言われて働くものにとっていい方に向かうかと思いきや、その実プロフェッショナル制度、裁量労働制だの、労働強化されるだけの時代。新自由経済制度がきわまった時代、自己責任主義がばっこし、労働者保護などどこぞの風と競争至上主義、市場原理主義がまかり通るこの国の大半の人はもう疲れ切っている。
国の制度を根本から見直さなければさらに格差拡大し、もう耐えられないこの国の将来が見える。
古い季語からこんなことを考えてしまう時代になったとは。