発電効率

小寒の屋根に望月昇りけり

満月に少し欠けるくらい。

よく晴れて寒の月が上がって、太陽光パネルを輝かせている。
太陽光パネルの仕組みというのはよく分からないが、冬でも夏に劣らない発電能力があるのだろうかと疑問がもたげる。
入射角が違うから発電効率は落ちるのではないかと思うのだが、どうだろうか。

ぶるっ

零下二度名に負ふ盆地の小寒かな

昨夜の9時頃には既にクルマのウィンドウが凍っていた。
もちろん今朝はどの家の屋根も霜で真っ白である。

大和盆地では冬型気圧配置が緩む朝は降りるということをローカルニュースで知って、今日あたりはと覚悟していたら案の定である。
寒さはともかく、常に厚くて黒い雲が流れピリっとした快晴がないのは関東とは大違いで、日向ぼっこといういかにも気持ちよさげな季語にはいささか遠いところかもしれない。