暮れかぬるときを惜しみて揚雲雀
今夕方の6時11分、2階の部屋にいて雲雀の声がよく聞こえる。
よほどこの土地がお気に入りなんだろう。朝となく昼となく、また夕となく頭上で雲雀が鳴いている。
見上げては探すのだが、春先の頃に比べ高さが一段と高くなったのかどうか老眼の目には容易に見つからない。今年生まれた子はもう巣立ちしたであろうから、あの高さで鳴く理由というのは何なんだと思う。
そういえば、あれほどよく聞こえていた鶯の声が聞かれなくなった。早くも信貴山の涼しいところにでも登っていったのかもしれない。高度差からいうと、ここらあたりよりは3度くらいは気温が低いはずなので。