鍋シーズン

新米のポップ表示し地元米

スーパーに地元の今年米が並ぶ季節となった。

意外に、大和米、大和肉はうまいのだ。
「奈良にうまいものなし」とは文豪志賀直哉の言だが、柿寿司だけが奈良の味ではない。
もっと生産量をあげてマーケティングにも力を入れれば、全国ブランドにもなる可能性が大なのだが、そのあたりの商売気に欠けるところがあるようだ。
野菜はというと、大和野菜という県外にあまり出回らないものがあるが、一般野菜は全く駄目だ。まず第一に硬い。歯ごたえがありすぎて、野菜の旨味というものが沁みてこないのだ。これからは鍋のシーズンだし、もっとうまい野菜が豊富に出回ってくれると嬉しいのだが。