大雪

春の雪今年二度目は嵩を増し
春の雪にはか遊び場そこかしこ
ご近所にスコップ貸すも春の雪
大股に急ぐ人ゐて春の雪
ご近所をそろと一周春の雪

奈良は15センチの積雪。

前回は夜のうちに霙、雨に変わっていたのでほとんど生活には影響がなかったのに比べ、今日のはすごい。ノーマルのタイヤのまま無理をして出勤していった車も随分あったようで、ここは上り坂でもあるし帰りはおそらく車を置いてくるほかはないだろう。
明け方から降り始め、2時間ほどで5センチは降ったろうか。その後も降り続け、通学時間帯には坂になってるうちの前で子供が尻もちをついたりしている。それでも、子供たちにとっては雪は友達のようで、嬉々として雪を丸めては攻撃のチャンスをうかがったりしている。

午後3時現在、小降りには変わったがまだ雪にはかわりない。そろそろ雪かきでもして子供たちの帰り道を少しでも歩きやすくしてやろうか。

大峯山系

山容をくきり見せもし春の雪

去年もそうだったが、今年も2月に入ってからが寒い。

昨日書いたように、ここ数日の寒さで大和の奥山の白さが一層増したおかげで、手前の低くて黒い山とのコントラストが際立ち遠近感がはっきり見て取れるようになったばかりでなく、積雪によって陰影が濃くなった奥山の形までもが明瞭になった。
とくに印象深いのは吉野方面の山々で、奥にあるのが大天井ヶ岳(1,439m)、右(西)の方に孤立峰のように見えるのが伯母子岳(1,344m)ではないかと思えるのだが。山に詳しい人がいたら聞いてみたいものだ。

追)その後地図などで調べたが、伯母子岳なら葛城、金剛の陰になって家からは見えないはずと分かる。となると、もう少し東に位置し孤立峰のように見える山とは?天和山、滝山あたりだろうか?