吟行句会

白壁の往古を偲ぶ春の寺

今日は入会したばかりの俳句会吟行デビュー。

技芸天さんが人気の秋篠寺だ。
ここは桓武天皇の父・光仁天皇勅願のお寺で、称徳天皇・道鏡事件のあと61歳で即位した天皇は血なまぐさい政争を避けるためひたすら酒の日々を送ったことで知られる。没後桓武が一周忌の齋会を大安寺で営まれたという故事により、毎年1月23日には大安寺で光仁会(こうにんえ)が行われ笹酒がふるまわれるほどである。筆者は当日あまりに寒かったので今年の光仁会は遠慮しておいた。

天皇は天智の皇子・施基親王の皇子で白壁王といわれた人である。施基親王といえば百人一首に一家言のあなたもわかるよね?

追)俳句の表記は語句のあいだにブランクをあけないものだと聞いたので今日からそのように書いていきます。