厳冬?

春立つや色豊かなるカタログ誌

通販のカタログに埋もれそうである。

何社からも届くが、衣類関係ではどれもすでに春物一色となっている。
季節に相応しい色にあふれていて、誌上ではもうすっかり春だが今年の冬はその兆しが全く見えない日が続いている。あるときは三寒四温のリズムに入るかと思えば、八寒九寒あるいはそれ以上寒い日の連続で、春近しとは到底思えぬ日々である。
この分では今月いっぱいは余寒を覚悟しなければいけないと思うと気が晴れない。今年にかぎっては暖冬という言葉は当たりそうもないのである。石油価格も高騰して雪国の悲鳴が聞こえてきそうである。

梅は咲いても

案の定雪見る朝の春立てり

ますます寒さが募ってきた。

今朝など雪が激しく舞い、これも立春らしいといえばそうだが、ちょっといつもの年ではないような気がする。
というのも、前にも書いたが、今年は三寒四温がいっこうに始まらないのだ。
それどころか、この先一週間は低温が続くという。
梅,木瓜は暦通り咲き始めたが、天気だけは相変わらず気紛れなものらしい。

何しよう

まち情報野外へいざなひ春の立つ

町や県の広報誌2月号が届いた。

生涯学習の一環として4月から始まる年間の予定が記されている。
奈良県ではこの「生涯学習」というキーワードが意外に多いのかもしれない。
地元の歴史やら万葉講義やらもいいが、いろいろ町歩きコースも楽しそうだ。
地域を知るには便乗してしまうのが手っ取り早い方法かもしれないと思った。

言葉が多すぎて俳句にはちと無理っぽい。