春立つや色豊かなるカタログ誌
通販のカタログに埋もれそうである。
何社からも届くが、衣類関係ではどれもすでに春物一色となっている。
季節に相応しい色にあふれていて、誌上ではもうすっかり春だが今年の冬はその兆しが全く見えない日が続いている。あるときは三寒四温のリズムに入るかと思えば、八寒九寒あるいはそれ以上寒い日の連続で、春近しとは到底思えぬ日々である。
この分では今月いっぱいは余寒を覚悟しなければいけないと思うと気が晴れない。今年にかぎっては暖冬という言葉は当たりそうもないのである。石油価格も高騰して雪国の悲鳴が聞こえてきそうである。