投稿日: 2013年2月12日2013年4月11日 カテゴリ:まほろば句会、春 季語:木蓮の芽発進 天向けてその芽突き上ぐ白木蓮 めいめいの居場所定める白木蓮 梅がそろそろ終わりに近づいたなと思ったら次は白木蓮の番だ。 三月、散歩などしていると、背の高い白木蓮の枝いっぱいに、白くて大きな花が天に向かって突き上げるように咲いているのに出くわすことがある。いよいよ本格的な春が来たことを実感する瞬間だ。 その一月ほど前、立春を過ぎる頃寒い間それまで蕾を守っていた顎を落とすと、猫柳のような和毛の芽が顔を出す。春への発進である。 紫木蓮は桜が終わった後になる。 共有:シェアTweet