房なり

一つとて花なき家の柚たはは

午前中の日当たりが悪くなった。

というのも隣地に家が建ったからである。敷地が南面していればそれほどひどくはないのだが、南東に触れているのでこれから日の高さが低くなる季節になるとさらに日当たりが悪くなる。
今年の柿も柚も日差しが少なくなった割にはまあまあの実をつけてくれた。来年もそこそこ頑張ってもらうには剪定に工夫がいるかもしれない。ともあれ特定の枝に偏っているが、青い柚の実は房なりになって重たげである。

初生り

収穫間近い柚

収穫間近い柚

家替えや帯同柚子の落ち着けり

前住所から持ち込んだ柚子が色づいてきた。
当地で庭におろそうと鉢植えで春から育てていたものだ。
引越の不手際で一個だけしか残ってないが、いつ収穫しようかと毎日のぞくが楽しみになっている。

ところで、昔大阪に住んだことがあり当時引越のことを家替えと言っていたような記憶があるのだが真偽は不明だ。