もっと咲いていたい

散りてなほ草にとどまる桜花

南天に乗った桜

遍照院の枝垂れ桜はさすがに散り始めた。

まだはらりはらりと舞うように落ちてくる程度で桜吹雪と言うほどでもない。なかには、枝の下の南天などの葉に乗っているいるものもあった。強い風など吹こうものならひとたまりもなく地面にたたき落とされるだろうが、桜としてもまだ散りたくないと言うのだろうか。