炎帝の機嫌よろしうやう生きる
立ちくらみしそうな暑さだった。
草刈中いきなり立ち上がるとクラクラする。
体温マックスに達していたろうから血管は最高レベルまで膨張していたに違いない。しかも循環系に問題ある身としては柔軟度もいちじるしく衰えていただろうから、許容範囲は狭くなっているはずだ。
そんな極限に近い状況で急に立ち上がったりすれば反応が伴うことは難しくなって立ちくらみに近い状態になるのであろう。
もし、これに熱中症が加われば命に直結したかもしれないと思うと、夏場の昼間の作業はもうやばい年齢にあるということでそれをちゃんと自覚しなければならない。
今日は雨がしっかり降るという予報を信じ、空もまた曇であるからたいして暑くならないだろうと油断したのがいけなかった。五感を動物的につかみとって自分を守るしかなさそうである。逆らってはいけないことをあらためて学んだ。