白くて柔らかいもの

牡蠣の身をするりと喉へ海甘し

的矢牡蠣の話がでたので連想で。
数年前にも友人が瀬戸内レモンと広島牡蠣のセットを贈ってくれた。
そのマッチングの素晴らしさは今日の出来事のように記憶が鮮やかだ。
でかい広島牡蠣をこじあけたとたんこぼれ落ちる汁の一滴さえ惜しい。
つぎつぎと剥いてはあの白い身をつるり、つるり。もちろん例のレモンも忘れずに。
ああ、今年はクルマで飛ばせば2時間半ほどで的矢に行けるかと思うと今から喉つばだ。