冬一色

縄尺を伸べて球根植ゑゆけり
球根植う等間隔の定規もて
球根を植ゑて鳥との知恵比べ

春はチューリップ園となるエリアに、昨暮れから球根を植える作業が続いている。

すでに植え終わった部分と思われる区画には、テグスが張られていてこれは鳥除けだろう。
見ていると、ロープに等間隔に印がついていて、それを定規として植えているようである。
しかも、畝ごとに球根の種類も違うようである。おそらく開花したときの見栄えを考えて、色や形のバリエイションをつけているのであろう。
作業しているひとに聞けば、今月まだしばらく作業が続くという。
冬一色の公園の今は、唯一臘梅が色を添えているだけである。