山萌える

釣鐘を風に吹かせて甘野老

甘野老(あまどころ)が今年初めて咲いた。

釣鐘型の花でスズランに似ているが、それよりは細長い。
若い芽や根茎は山菜として食用になるとも言うが、あまり聞いたことがないし、実際に食べてみたことはない。
庭の一角に野草風のものをと植えたのが、何とか生き延びて花を咲かせてくれたようだ。
写真の背景にいるのが紫蘭で、すでに蕾が膨らみかけている。初夏の花なので、もう夏はそこまで来ていることが知れる。
そういえば、周りの山々はいっせいに萌えだして、もう若葉のシーズンと言ってもいい頃。いつもより休息に季節が進んでいるようだ。