朝護孫子寺にて

破魔弓を授ける巫女の紅潮し

信貴山にお詣りしてきた。

シンボルの張り子の虎の前は記念写真を撮る人たちで黒山のたかり。人の列にぞろぞろついていきながら、いくつもの塔頭や祠にお詣りしてようやく本堂に達することができる。その間の賽銭箱の数と言ったら。。。。
本堂の毘沙門天さんにお詣りし、無事に戒壇巡りもすませたら大和盆地の景色をしばらく楽しんで下山する。

神符の授与所はかしこにあるのだけど、開山堂のは巫女さんが日焼けしてしまうんではないかと心配するほど日にあたって紅潮していたのが印象的だった。

福笹を振っては僧侶のすぐ隠る

神仏なんでもありのお山なので、お賽銭をあげて立札に書いてあるとおりにご真言を唱えていると、お坊さんが陰から出てきては福笹を頭上に向けてかざし振ったと思うとまた隠れる。そんな繰り返しがあって、何とものどかというか、笑いが出てくるような可笑しい場面にも遭遇した。