正倉院展始まる

天平の御物にまみえ秋深む

明日から恒例の正倉院展が始まる。

計64点が出品されると言うが、今年の目玉は18年ぶりに「漆胡瓶(しっこへい)」となっている。名前からすると、ペルシャからもたらされた漆塗りの瓶のようだ。
奈良にとってお水取りは春のスタートだが、この正倉院展が始まると古都はいよいよ晩秋の色を濃くしてゆく。