空梅雨や水をくれろといふなすび
一喜一憂というか。
これほど天気の動きが気になったことは今までに経験のないことだ。
頭では分かってはいたつもりでも、百姓、農業というのがこれほどお天道様に依存していたとは。
水やりも自然に任せて手を貸さないと決めているのだが、梅雨期というのにこれほど雨が少ないとさすがに心配になってくる。とくに植えたばかり、種を蒔いたばかりとなるとしっかり根を張ってくれるだろうか、せっかく芽を出したのにちゃんと育ってくれるだろうか、そんなことが気にかかって天気予報と朝の空模様などやきもきしながらみる毎日である。
今日こそは降るかと期待していたが、ここ信貴山の麓の当たりはいつも雨雲が素通り。大和川から南側は比較的雨雲が通るのだが、ここだけはエアポケットのように小雨地帯である。