鍋は冬だけか

芋の葉の擦れ合うばかりに育ちたり

いかにも肥沃な畑だ。
茎太く畦間を覆うほどに茂った葉の濃緑はなぜか安心感をもたらす。

うどんすき 余りし芋で おでん炊く

送別会でうどんすきを振る舞ってもらった。
食べきれないくらいの具を用意されたとみえ、あまった材料まで頂戴することになった。
日高の昆布、枕崎の鰹節を使ったという出汁は絶品だった。