明け暮れ

つまびらかならぬ古墳に若菜摘む

今日は七草粥の日だそうである。

昨日例によって墳丘公園を散歩していたら、老夫婦が並んで草を摘んでいるところに遭遇した。聞けば、蓬を見つけたので摘んで帰るんだと。迂闊にもちゃんと聞かなかったが、もしかして今日の七日に蓬粥でもすすろうとしていたのかもしれない。
歳時記に馴染んでいるつもりでいて、かく暦から遠い暮らしに明け暮れているようではまだまだのようである。