落第の夢の目覚めの動悸かな
この時期になるとたまに見ることがある。
卒業して何年もたつのに、単位が足らないと分かって就職すらふいになった夢だ。
そんな夢の中では、いつも母親への申し訳なさで何と告げようかおおいに頭を悩ますのである。
さすがにこの歳になると久しく見ていないが、この新コロナウィルスで予定していた卒業式も入社式も、入学式もなくなるなど、新しく社会や進学へ一歩踏み出そうとする人にとっては、悪夢のような現実の思い出として一生忘れることができない年になるに違いない。
これから先は誰もが予想できない展開になる。
目を大きく見開いて、現実を冷静に見られるかどうか。試されている。