虫媒も西瓜の花は狭きかな
マイファームでは西瓜の蔓が随分伸びてきた。
西瓜というのは地面で育てるとかなり面積を食うので、先週管理人さんに手伝ってもらって西瓜棚を作った。ここに蔓を誘導するわけだが、ここにきて蔓もぐんぐんと生長のスピードをあげてきて小さな花がぽつぽつと咲くようになってきた。直径5ミリほど、すでに縞模様の実をもった雌花ももうすぐ開花しそうだ。
西瓜の花というのはたとえ大玉であろうが小玉と変わらずまことに小さなもので、虫媒となる蜂君一匹が潜るともうそれだけで余地がなくなるほどだ。それだけ花粉がいっぱい体につくわけで植物の受粉にとってこれほど効率がいいことはない。自然はまことにうまくできているもんだと思う。
聞けば農園近くでは蛍が舞うという。
今日からしばらくは雨予報で蛍が飛ぶチャンスがないが、無風でちょっと蒸し暑い夜が来たらそのときはカメラをもって駆けつけようと思う。