セーターを着込む

コンバイン忙中閑なる雨寒し

盆地は稲刈りシーズンに入った。

今週末を穫り入れに当てていた農家は多いだろうが、この秋雨前線そして台風の雨ときて一週間近く日延べを迫られそうである。
それにしてもこの雨は寒い。
聞けば今日は11月の気温だそうで、長袖シャツでは足りずセーターまで着込んでもちっともおかしくない。
エルニーニョだかニーニャだかしらないが、太平洋西側の水温が高く、そういう年は多雪だと聞く。夏なら台風の雨だが冬はそれが雪になって積雪が多いということだろう。
気温の乱高下やら気象の大暴れやら、自分たちが犯した自然への冒涜にいまその報いを受けようとしているのだ。
科学を信用しないどころか無視する指導者が驚くほどいて、暗澹たる気分になる。