天ざるの今日の色立つ雪の下
ここ数日玄関脇の植え込みが明るい。
二、三年前に植え替えた雪の下の株が今ではずいぶん増えて、下草の役割をおおいに果たしているようだ。
それが、ここ一週間ほど鴨の足に似た可憐な花をいっぱいつけて目を楽しませてくれている。
ある万葉植物園で、何の木の下だったか忘れたが、やはり可憐な白い花をつけているのを発見し、以来いつか庭に植えてみたいと思っていたのであるが、ようやくさまになってきたようである。
天麩羅でいただくことにしているが、味もないのに妙にうまい。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。