韓国産鮟鱇口にあなどれず

今日もスーパーに付き添い。

ぱっと目に入ったのがパックにつめられた鍋用アンコウ。ちゃんと胆もついている。
今年金婚を迎える二人のささやかな夕食にとカゴに入れると、「韓国産よ」と家人はいう。
肉などは国産しか食べないし、いつもなら「そうか」と手を引っ込めるところだが、見た目新鮮なところに抵抗感は全くない。
アンコウのキモはちょっと癖があるのであまり好まないが、なぜか今日のは香りがちがう、肴そのもののような匂いなのだ。食べてみるとあのねっとりした食感、ペーストを食うような食感というのはなくて魚の肉のような味、食感なのである。これはいける。
アンコウの出汁と冬野菜の甘味がでた出汁は濁りもなくそのまま雑炊にして食えそうなのだが、酒は飲めない二人なので茶碗一杯の御飯食べたことでもう腹はいっぱい。
明日の昼にでもうどん鍋などにでもして食おうかとなった。