こけおどし

竹竿に風の意のまま鳥威

両翼を広げるような鷹を描いた凧が地面すれすれに揺れている。

鳥威しである。
竿の先端にぶら下げられ、竿には弾力があるのでちょっとした風にも360度、上下に休むことがない。
洋風カイト型だから、広げた翼がいまにも覆いかぶさるようにして、威嚇効果は十分である。
いろいろ虚仮威しの鳥威しを見るが、今日見たのは鳥たちにとっては脅威になることは間違いないだろう。
大和の稲刈りはまだまだ終わらない。