すくっても掬っても

凩の天下御免の大路かな

信号待ちをしていると突風が吹いて落葉がからから鳴りながら横断歩道を飛んでゆく。

奈良公園一帯には高い木が多く、頭上高くから長い軌道をひいて落葉が降ってくる。
これが道路を越えて向かいの敷地にまで達したり、達しなくても塀際に落葉溜まりをつくる。毎日毎日落葉を掻く日課はさぞ大変だと思うが、広大な敷地を持て余した屋敷だけは落ち葉の嵩をまして側溝はもちろん道路までも覆っている。
園丁さんは落葉をこまめにすくっては袋に入れ、風の仕業に手を焼いているようだ。

“すくっても掬っても” への2件の返信

  1. 木枯し吹く季節になりましたね。
    すっかり裸木になった向かいの堤防の桜も寒そうです。
    そんな中でも元気な人は散歩を楽しんでいるようです。

    公園の落ち葉は園丁さんが掃き清めてくれるからまだしも個人のお屋敷は毎日のこと、重労働でしょうね。
    落ち葉を楽しむどころではないのかもしれません。

    1. 大仏殿近くは民家でもお屋敷が多く、なかには立派な築地塀などで囲われているのも珍しくありません。使われなくなったお屋敷は落葉の掃除具合から一目瞭然。ますます冬ざれ感が漂います。

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