凩の蜂の巣さらふ置き土産
玄関に大きな蜂の巣が落ちている。
おそるおそるのぞくと巣穴はふさがっていて子供たちがいる模様である。顔元をかすめる虫があったので思わずたたき落とすとアシナガバチのようであった。ときどき突風が吹いてきてどこに巣くっていたのか見当がつかないが、残った親が落ちた巣のまわりを飛んできたのだろう。親蜂はそれ一匹きりでなんとも不思議だが、考えればもう冬になり残されたものもそれが最後だったのかもしれない。
元に戻そうにもどこか分からないし、まさか自宅においてゆくのも気味悪いので厳重に袋にいれ明日の燃えるゴミに出すことにした。
こんなに寒くなっても蜂がいるんですね、生き残りでしょうか?
命全うするまで見守っているのかもしれませんね。