短日やおやつ食ぶれば根が生ひて
あと10日もすれば冬至。
ずいぶんと日が短くなってきて、何をするにもあっという間に日が暮れてしまうようになった。
だから二時頃までなら何かしようと言う気が残っているが、三時となるともういけない。とてもこれからは外へなど出る気にもなれず、家にこもってひたすら暮れるのを待つのみだ。
今日などは昼間は10月の陽気だというのでずいぶん暖かく過ごせたが、それでも二時半とか三時と聞けば何もやる気が起きなくなってしまうのだ。
これを齢のせいだとするのは自虐すぎて、そうではなくて気ままに過ごせる身分のありがたさと思うようにしている。