生駒嶺の薄黄に暮るる寒夕焼
冬の夕焼けとはこんな色なんであろうか。
茜色というより黄金色に近く梅雨時にたまに見られる空全体が真っ赤に染まるのは対照的である。
空の湿度、温度、光の強さなどが関係しているのだろうか。
例によって惛い雲が多いがその縁が金色にかがやいてゆっくり西の端が暮れてゆく。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
生駒嶺の薄黄に暮るる寒夕焼
冬の夕焼けとはこんな色なんであろうか。
茜色というより黄金色に近く梅雨時にたまに見られる空全体が真っ赤に染まるのは対照的である。
空の湿度、温度、光の強さなどが関係しているのだろうか。
例によって惛い雲が多いがその縁が金色にかがやいてゆっくり西の端が暮れてゆく。
寒夕焼が季語なんですね。
西の空が夕焼けに染まってその中で桜並木の裸木が黒々とシルエットを浮き出す様は本当にため息が出るほどきれいです。
冬夕焼、寒茜、冬茜などとも使われます。冬の冴えきった凍空にともる夕焼け。寒々と暮れなんとする空に燃える夕焼け。これをどう詠むかが課題です。
シルエットがくっきり浮かぶのも冬らしいですね。夏だと湿気を帯びてそうはいかないでしょう。