空風や列車もドア閉め停車中
今日はミニ青春切符。
JR線で和歌山線で王寺~高田、万葉まほろば線で高田~桜井~奈良、関西本線では奈良~王寺という具合に大和盆地の北半分をぐるっと一周したのである。
駅名もいろいろあって興味尽きないものがある。
高田から桜井までの間盆地を横切る形になるが、ここには畝傍、香具山とずばりの駅名があるし、桜井から奈良、つまり山の辺の道に相当する部分には巻向とか帯解など興味をそそられる地域もある。
どこで途中下車しても見所が満載という感じで、暖かくなれば毎日でも行ってみたいものだ。
ただ、ダイヤの本数が限られているので乗り換え時間がたっぷりあるのだ。
その間空けておくドアを絞っているのが救いかもしれない。
朝刊のトップ写真は‘‘氷の造型 青空に映え‘‘御在所岳の樹氷でした。
全国的に冷え込みが厳しいです。
ほだかさんのミニ旅コースを地図でたどって見ました。
ほぼ小さな三角形が出来上がりました。
ざっと70~80キロぐらいでしょうか?
帯解駅が面白かったので調べましたら帯解寺というのがあり、日本最古の安産祈願のお寺とありました。
な~るほどね~
帯解寺は皇室に岩田帯とか献納するなど縁が深いお寺です。
車窓の右左きょろきょろと首が痛くなるような小旅行でしたよ。
そう言えば奥琵琶湖を歩いていたときにも「腹帯観音」が有り、美智子皇后がご懐妊されたとき、腹帯を献納されたとウオークリーダーが説明したのを思い出しました。
安産にまつわる寺社は全国にあるようですね。
1.青春切符ですって!そりゃあいい。シルバーチケットじゃ夢がないもんね。
「万葉まほろば線」という名前もなかなかですね。大阪駅で環状線待ってると「大和路快速」なんてのも走ってて関西の味わいを感じます。
2.正に環状線、でも70~80キロだと山手線よりずっと広範囲ですね。見所満載、羨ましいです。乗換えとか時刻表とか、そりゃあやっぱりスマホでっせ。
3.「帯解」、、そうですか、腹帯ですか。もうちょっと色っぽいのかと思いましたけどね。
(また源氏ですみません)腹帯が出てくるのは第49帖宿木。薫がいつもながらウジウジと中の君に近づきあわよくばと言うところで腹帯が手に触れ、こりゃあヤバイって思いとどまった場面があります。いっぱい着物着てるのにどんな風に腹帯やってたのだろうか、、、あんまり興味ないので調べてませんが。。
万葉まほろば線の車両にはびっくりでした。高田で1時間近くも乗り換え時間があるので、たまたま停車中の和歌山行きで御所あたりで引き換えすつもりで乗り込んだら、ドア上の広告という広告がすべて万葉集紹介。実にユニークな車両です。
みとれていて写真に納めるのも忘れていました。
まさに名に恥じない列車でしたよ。
ダイヤを調べたりするにはスマホが最適でしょうね。
御所で地元の観光地図を見ていたら、巨勢のつらつら椿とか旅情をさそうスポットが目白押し。スマホのガイドがあれば迷わずに歩けそうです。
巨勢のつらつら椿、万葉集なんですね。知らなかった。
巨勢と言えば源氏物語第17帖絵合に「絵は巨勢相覧、手は紀貫之」と著名な絵師として実名で引用されている。こういうの珍しい。そして何よりもこの「絵合」は「歌合」に倣って紫式部が創造した催事であり、物語の中でも重要な場面となっている。何ともすごい女だなあ、、、と感嘆するしかないのであります(FOR MY MEMO ONLY)