要完全防備

もっともっとと囃す司会や砂かけ祭

毎年2月11日は廣瀬大社の砂かけ祭り。

大和の奇祭というので見に行ってきた。
砂かけ祭というのは農耕作業が順調に進み、稲が無事に育つよう五穀豊穣を祈願する御田植(おんだ)祭りのクライマックスシーンで、田人と呼ばれるお百姓役と参拝者が砂を掛け合うことからきている。砂は雨になぞらえられており、掛け合いが盛んであるほど雨が多く降ると言われている。

砂かけ祭 雨も降らぬに 雨具かな


拡大して見ると迫力ありますよ。
田人にも容赦なく砂の雨が降りかかる。

写真で分かるように始まったかと思うと猛烈な砂の掛け合いだ。雨具、帽子などで身を守らないと大変で、カメラ保護用ラップの用意を忘れた小子は早々に引き上げる羽目になった。


ゴーグル、レインウェア姿が可愛い。

“要完全防備” への4件の返信

  1. 「農耕作業が順調に進み、稲が無事に育つよう五穀豊穣を祈願する御田植(おんだ)祭り」とは! 田植えの後のお祭では無い、のが不思議です。

    この季節は お正月を過ぎ 寒い日々を家に籠ってしまいがちなので、「おひな祭り」迄に 賑わう行事を催して楽しんだ風習なのでしょうか?

    「大和の奇祭」という呼び方も ユーモアを感じます。
    大人から子供迄 充分楽しめるお祭りですね?
    来年は、どうぞ「完全防備」で 大いに盛り上がってください!   nao
     

    1. この地方には他にも御田植祭があるようです。
      大和の御田植祭というサイトに一覧があるので参考にしてください。
      それぞれ縁があって興味深いですが、その中でも砂をかけ合うという点がユニークですね。

  2. 迫力ある写真と説明読ませていただきました。
    廣瀬大社のこと大和御田植祭りの記事も見せてもらいました。いっぱいあるんですねえ。
    農業と神事、これが大和民族のベースとすればそんなものに殆ど関わりなく日々暮らしている現代日本人はどう考えたらいいんでしょうね。ベースが変わったと言ってしまえばそれまでですが。。

    1. コミュニティどころか家族まで崩壊しかねない現代となっては、遠い時代の話みたいです。ほんの数十年前には健在だった面が多いんですがね。言葉だけでなく、実の行動において「絆」再構築が必要なのかもしれません。

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