首筋

髪刈る日黄色き蘭のほころびぬ

この時期の髪切りは四温の日に限る。

うっかり寒い日に髪切りしようものなら、店を出たとたんゾクっとくるもんだ。
この日、室内の温室をのぞいたら黄色の小さなランが顔をみせている。
午前中に駅前の床屋さんでさっぱりしてきた。

“首筋” への6件の返信

  1. コメントを読む前に、ご自宅で「黄色い蘭のほころびを愛でながら」器用な奥様がホーム・バーバーをなさって・・・という情景を想像しました。
    そんな日もあったのでは?
    何れにしても、暖かな春の陽射しを感じる一句だと思いました。

    今日 テレビで奈良・五條市の「福餅撒き」を見ました。お近くでしょうか?
    老若男女が集まって賑わっていました。
    更に、奈良の名物「柿の葉寿司」も取り上げられて、神戸に住んでいた頃 近くに売っていた事を思い出し、関西を身近に感じる一日でした。        nao

    1. 髪切りは昔から専門店です。最近はボリュームに対するコストバリュから安い店ばかり。
      五條はJRで40~50分ほどでしょうか。つらつら椿など見所多いのでいずれ行ってみようと思ってます。

  2. 蘭の咲き具合でその日の決めごとをする。
    誠に風流で粋です。
    刈る髪がお有りでようございます。
    それに引き換え我が家は床屋を利用する必要がないようです。トホホ

  3. 年とるとやっぱり小ざっぱりというのが一番いいですよね。
    ボクも安いところで回数はなるべくこまめにやってもらってます。

    naoちゃんのコメントで句から情景を想像しましたとあって、まさにこれこそ俳句の醍醐味・味わい方だと思います。先日の六十五句会&その後の「言いたい放題会」での俳句談義でもその辺のところ(俳句は説明であってはならず推量・想像の余地を残すべきもの。そういう観点から和歌は詠むもの俳句はひねるもの、、、カンカンガクガク)、大いに盛り上がりました。

    1. 散髪というやつ。店が変わると最初は不安ですね。こちらで2カ所行きましたが、値段なりの出来でした。
      説明調に陥ると、どうしようなく発想転換できなくなって袋小路に入ってしまうんだよね。こういうときは、スカっとワープできればいいんだけど。

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