南天の花揺るるともなく散りぬ
花は白かった。
南天の花だ。正確には花ではなく苞なのだが。若木、というより苗といったほうがいいかもしれないが、を玄関先に植えたものが背丈70センチにまで成長し、今年はじめて花をつけたのだ。花(実際は苞)は白いけど実は紅くなるはずだ。このままうまくいくと、この冬にはあの鮮やかな色の実が見られるかもしれないと思えば、今から楽しみである。
幹の先端に「花序」という枝をのぼし、それらの小枝には小さな米粒のような形をした苞がいっぱいについている。やがて苞が割けて黄色い花を見せるのだが、そのころには苞が南天の細かい葉にいっぱい散ってさらに賑やかになる。
我が家の南天も花盛りです。 蜂や蝶や小鳥がきています。 落ちた実からでしょうか、あちこち増えています。 丈夫で生命力があって、どこにでも適応できるのが気にいっています。 それで「南天」と私は号をつけたのでした。
冬になれば、ほだかさん宅のも、赤い実をいっぱいつけますよ!
この朝確認してみると、すでに大方の花は落ちて実がいっぱい成っているようです。冬が楽しみです。