淡雪か

綿虫や日向日陰のあるかぎり
日の影をよぎり綿虫流れゆく
山に日の落ちて綿虫生まれけり

そろそろ綿虫の飛ぶ季節。

いつもの散歩道、日が差したと思ったらぽっと浮かび、光を失えばまたその姿も見失う。
手に取ろうとすれば、ふっと取り逃がし、いつの間にかどこか手の届かぬ方へ。

綿虫は日が傾いた夕方に見ることが多い。日が沈めばいったいどこへ行くんだろう。

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