清淨

萼の底水輪の洗ふ白睡蓮

ひとつさきがけて咲いている。

薄濁りの水に半ば埋もれて、いまにも溺れそうながら開いているのが、真っ白な睡蓮だ。
汚れた泥水に清淨な花が咲くことで知られる蓮は有名だが、睡蓮だって負けてはいない。
浮き葉が日を返していると。そこにも咲いているような錯覚を覚えるが、咲いているのはひとつだけ。
貴重な初睡蓮にしばらく見とれた。

“清淨” への2件の返信

  1. 睡蓮を育てておられるのですね。
    私も大きな鉢に睡蓮を育てたいと先日花屋さんに聞いてみると無いとの事、確か今頃が植え時と聞いていたのでもう数件当たってみます。

    昨日から今朝の雨で石楠花が豪華に6輪も咲き感激、雨粒を載せてそれは素敵でした。
    こんな年は初めて、でもこの木、老木で一部が枯れ枝で今にもぽきんと折れそう。
    土を新しくして大きな鉢に植え替えるか迷っています。
    下手に植え替えて枯らしてしまうのも怖いしね。

    1. 睡蓮は公園で見かけたものです。
      さすがに水鉢で育てるのは大変そうで手を出しておりません。

      石楠花は、半日陰、とくに西日を避けるように養生することが大事なようです。酸性土を好みますので、鹿沼土、赤玉土、ピートモスをたっぷり鋤込んでやるといいですよ。根が細くて深くは伸びませんので水切れに注意が必要。栄養分としてもピートモスは必須です。

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