恋猫に耳そばだたせ家の猫
そろそろ猫の発情期。
毎度お騒がせの季節だ。
ただ,最近は市街地の野良猫も嫌われてか数を減らしているようで、昔ほどはあの切ない声を聞くことは少なくなった。飼い猫はおろか野良猫も地域団体などがどんどん避妊・去勢もしているので、昔からいる猫たちはしまいにはいなくなってしまうのではないかとさえ思えてしまう。
当地では野良猫を可愛がる農家などもあって今でも彼らの健在ぶりを発揮しているが、その雄猫の狂おしい声を聞いて、床暖房にだらしなく昼寝していた家猫どもはさっそく反応し耳を立てるのだった。
動物それぞれの世界があり子孫を残す生殖本能がある。切ない恋と激しい競争、紙一重なんでしょうね。
ブリーデイングのこと頭に浮かびましたが今年から繁殖馬になるオルフェーブルは1回600万円、初年度150頭の予定だとのこと(9億円かぁ)。これはビジネスでして俳句にはなりません。。
その同じ数だけ哀れな「当て馬」がいるわけですね。馬でなくてよかった。
以前はご近所に飼い猫や野良猫が結構いて、縄張り争いのケンカや、発情期の鳴き声をよく聞いたり、庭に臭い糞をされたりしたけど、そういえば最近あまりこのような声や庭の被害もなくなったね。
野良猫自体が減ったのかもね。
飼い猫より、犬の方がよく見かけるから、ペットの主役が代わってきているのかな。
野良を引き取って育てるにも避妊・去勢手術するようになりましたからね。今後は一部の地域にしか見られなくなるのかもしれません。
野良猫が増えている地域、減りつつある地域、この差はなんでしょうね。
住民意識、モラルの低さでしょうか。
我が地域は増える一方です。
春から夏へのシーズン糞の臭いや後始末に悩まされます。
引き取りも避妊もせずむやみやたらと餌だけを与える人が多いのは考えものです。
ボランティアないしNPOで地域猫の面倒をみているところがありますね。当地ではNPOの方にいろいろ協力してもらってます。でも、相変わらず避妊・去勢もしないで餌をやるばかりのひとがいるのでイタチごっこを嘆いておられましたね。