土饅頭

墳丘のまろきまんじう冬ぬくし

芝も枯れてきた。

よく整備された墳丘公園では、それぞれの古墳の姿もよく見通せるようになってきた。後円墳であれ円墳であれ帆立型であれ、どの墳丘もなだらかな孤を描いてまんじゅうみたいだ。
土葬であった昔は墓のことを土まんじゅうとも言ったのだが、さながら古墳は大きな土まんじゅうだと言ってよいかもしれない。

本当は古墳を積んだときには段丘状であったという話だが。

“土饅頭” への2件の返信

  1. 土まんじゅうですか。なるほど。当地にも古墳がありますがちょっとこんもりした土盛りみたいな感じです。だんだんとなだらかになっていくのでしょうね。

    1. 昔の土饅頭は雨が降ったり時間がたつにつれ、だんだん均されてしまうものですが、古墳の場合は石室にかぶせた土を突いて均し、要所要所に石などで固めましたからね、盗掘であばかれでもしない限り長い時間の間に植物が茂り土砂が積もり饅頭型になるんでしょうね。林となってしまったキトラ古墳などはあの辺は古墳の宝庫とは言えよく見つけたものだと思います。

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